映画「バハールの涙」鑑賞
☆ラッキーDiary ☆
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)と
闘う女性の姿を描いた映画、
【あらすじ】
イラクのクルド人自治区にある日突然イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の武装集団が襲って来た。夫と共に里帰りしていた女性弁護士バハールも事件に巻き込まれる。夫は殺害され、他の女性子供と一緒に拉致され、彼らのアジトへ連れていかれる。アジトでの生活は悲惨だった。戦闘員にする目的で幼い息子とも引き離され、バハールも性奴隷として仲間内で売買される。隙をみて同じ奴隷仲間と逃げ出したバハールは、息子を取り戻すために、「イスラム国」と戦うことにし、女性戦闘部隊を立ち上げる。敵の要塞を襲撃しようとしているときに、戦場ジャーナリストのマチルドが取材に来る。
【監督】エバ・ユッソン
【キャスト】バハール (ゴルシフテ・ファラハニ)
マチルド (エマニュエル・ベルコ)
【製作年】 2018年
【製作国】フランス・ベルギー・ジョージア・スイス合作
【配給】コムストック・グループ、ツイン
実話をもとに描かれているらしい・・・。
「イスラム国」の戦争のやり方は酷すぎると思います。
目の前で夫を殺され、拉致されて
子どもとも引き離され、自分自身は性奴とされる。
人間を人間と思わないやり方に怒りがこみ上げました。
これでは命からがら脱出した女性たちが
自ら進んで戦おうと思うのは当然でしょう。
子供を取り戻すために戦うバハールたちには
どん底まで落ちた開き直りのような強さがありました。
何も怖くないという真の勇気。
強い、本当に強いなと思います。
この戦いの真実を知ることで
少しでもこの戦いに関心を持つことができました。
映画のタイトルではありませんが
バハールの流した涙を
決して無駄にしてはならないと思います。
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